インド占星術(ジョーティシュ)とは?
「普通の星座占いと何が違うの?」と思った方もいるでしょう。インド占星術(ジョーティシュ)は、5000年以上前に古代インドでまとめられた学問で、ヴェーダ(古代インドの聖典)の中の6つの補助学のひとつとして受け継がれてきました。
「Jyotish(ジョーティッシャ)」はサンスクリット語で「Jyoti=光」「Isha=神(魂)」が組み合わさった言葉で、「光の科学」という意味です。つまり、単なる占いではなく、宇宙の光(星)から人生を照らし出す学問として扱われてきたのです。
ジョーティシュのような本格的なホロスコープ作成には手間がかかりますが、日々の指針だけなら手軽に得られます。生年月日から今日の運勢を無料診断して、光を読み解く習慣を毎日に取り入れてみてください。
ジョーティシュの基本思想
インド占星術の根底にあるのは、宇宙と人間は同じ生命エネルギーで構成されているという思想です。
自然や宇宙を構成する生命エネルギーは、人(生物)の構成要素と同じもので、宇宙から生まれたそのエネルギーに私たちは操られているというのが、ジョーティシュの考え方です。この思想に基づき、天体の配置を読み解くことで、個人の運命やカルマ(業)を理解し、人生をより良い方向に導くことができるとされています。
インド占星術の3つの重要な要素
インド占星術を理解するには、3つのキーワードを覚えましょう。難しそうに見えますが、実はシンプルです。
1. ナヴァ・グラハ(9つの惑星)
わかりやすく言うと:あなたの運命に影響を与える9つの星ジョーティシュでは、以下の9つの惑星を分析対象とします。
- 7つの天体:太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星(私たちが知っている惑星)
- 2つの影の惑星:ラーフとケートゥ(太陽と月の軌道が交わる特別なポイント)
これらの惑星が生まれた瞬間にどこにあったかで、あなたの性格や運命が決まるというのがインド占星術の考え方です。
2. ラーシ(12の星座)
わかりやすく言うと:12星座占いのインド版西洋占星術と同様に12の星座がありますが、星座の起点(0度の位置)の取り方が違います(後述)。そのため、西洋占星術で「牡羊座」の人が、インド占星術では「魚座」になることもあるのです。
3. ナクシャトラ(27の領域)
わかりやすく言うと:12星座をさらに細かく27分割したもの 天空を月の移動距離で27分割した領域がナクシャトラです。12星座よりもっと細かく、あなたの性格や運命を読み解くインド占星術独自の概念です。たとえば「牡羊座」の中にも3つのナクシャトラがあり、同じ牡羊座でも微妙に性格が違うと考えます。