2026年8月の空は、13日の新月と28日の満月をはさんで動きます。世界では皆既日食と部分月食が話題ですが、どちらも日本からは見えません。代わりに、月明かりのない夜と重なったペルセウス座流星群が、今年は絶好の条件で楽しめます。まず日付を押さえておくと、今月は予定を立てやすくなります。
2026年8月は「13日に新月、28日に満月」——まずこの2日を押さえる
覚えておくのは、新月と満月の2日だけです。新月は 8月13日(木)の午前2時37分、しし座で起こります。満月は8月28日(金)の午後1時19分、みずがめ座。満月が空に高くのぼって見頃になるのは、28日の夜7時ごろから翌29日の明け方にかけてです(国立天文台などの暦による)。
月の満ち欠けには、昔から生活や心のリズムを重ねる考え方があります。新月は月が姿を消したところから満ちていくため「始まり」の象徴とされ、満月は満ち切った状態から欠けはじめるので「完成」や「手放し」に結びつけられてきました。あくまで言い伝えに近い意味づけで、科学的な予測ではありませんが、月を目印に区切りをつけると、一か月が動かしやすくなります。
| 新月(8/13・しし座) | 満月(8/28・みずがめ座) |
|---|
| 象徴とされるもの | 始まり・種まき | 完成・手放し |
| 向くとされる行動 | 目標を決める、願いを書く | 振り返る、区切る、感謝する |
| 空での見え方 | 見えない暗い夜 | 夜遅くに高くのぼる |
8月13日のしし座新月は、「自分をもう一度、表に出す」スタートに向く
しし座は、占星術では自己表現や創造、自信をつかさどるとされる星座です。キーワードは「自分を出す」。この星座で新月を迎える今回は、遠慮して引っ込めていた「やってみたいこと」を、もう一度前に出す合図として受け取ると過ごしやすいでしょう。
月のリズムを使う人のあいだでは、新月に願い事を書く習慣が知られています。新月になってから8時間以内に、手書きで、「〜できない」といった打ち消しの言葉を避けて書くとよい、というのが一般的な言われ方です。数を欲張らず、二つ三つに絞るのがコツとされます。新月は深夜、午前2時37分です。前の晩の眠る前に紙を用意しておき、朝起きてから書き足すくらいの構えで十分間に合います。これも決まりごとではなく、気持ちを言葉にして整えるための作法だと思っておくと、肩の力が抜けます。
8月28日のみずがめ座満月は、抱えすぎたものを手放すタイミング
満月は、ためこんだものを一度おろす日として意識されてきました。28日はみずがめ座の満月です。みずがめ座は、自由さや、人とのフラットなつながり、物事を一歩引いて眺める視点に関わるとされます。今月がんばりすぎて視野がせまくなっていたら、夜に月を見上げて、いったん力を抜く時間にあててみてください。
この日の満月は、実は世界の一部で部分月食を伴います。ただし観測できるのは北米や中南米などで、日本からは月食としては見られません。日本の空に出るのは、いつもどおりのまるい満月です。
話題の皆既日食・部分月食は、日本からは見えない——それでも知っておく価値はある
2026年8月は、世界的には日食と月食が続く月です。13日の新月は皆既日食にあたります。その帯は北極圏からグリーンランド、アイスランドを通り、大西洋を越えてスペインへと抜けます。ヨーロッパ大陸の本土で見られるのは、1999年以来27年ぶりです。28日の満月のほうは部分月食で、こちらは北米・中南米などが観測エリアになります。
このどちらも、日本からは見えません。ニュースで大きく取り上げられても、窓の外の空には影響しない、と割り切っておくのがいいでしょう。占星術では、日食や月食は流れが大きく切り替わる節目として扱われますが、これも一つの読み方であって、確実に何かが起きると保証するものではありません。世界の空で大きな出来事が続いている、という背景を知っておくくらいの距離感が、ちょうどよいはずです。
ペルセウス座流星群は今年が当たり年——新月と重なり、月明かりゼロの好条件
見上げて楽しめる本命は、ペルセウス座流星群です。国立天文台によると、2026年の活動の極大は8月13日の午前11時ごろ。昼の時間帯にピークが来るため、実際に多く流れるのは12日の夜から13日未明、そして13日の夜から14日未明の2晩です。もっとも数がのびるのは13日の夜明け前で、空の暗い場所なら1時間あたり35個ほどが期待できるとされています。
「当たり年」と言われる理由は、13日がちょうど新月だからです。夜どおし、月が空にありません。月明かりに消される暗い流星まで見えるので、条件としては理想的です。難しい準備はいりません。願い事のおまじないを思い出してもいいですが、まずは寝転がって、ただ空を眺める時間にするだけでも、十分に価値のある夜になります。街あかりの少ない場所へ足を運べるなら、13日前後の夜を空けておくのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
2026年8月の新月と満月はいつですか?
新月は8月13日(木)午前2時37分で、しし座で起こります。満月は8月28日(金)午後1時19分、みずがめ座です。満月が見頃になるのは28日の夜7時ごろから翌朝にかけてで、昼の時刻は月が最も満ちる瞬間を指しています。
8月の日食や月食は日本で見られますか?
どちらも日本からは見られません。8月13日の皆既日食は北極圏・アイスランド・スペインなどが観測地で、8月28日の部分月食は北米・中南米が中心です。日本では、8月28日はふつうのまるい満月として見えます。
新月の願い事はいつ書けばいいですか?
新月になってから8時間以内に書くとよい、というのが一般的な言われ方です。8月13日は午前2時37分が新月なので、その日の朝までに書くのが目安になります。手書きで、打ち消しの言葉を避け、数を二つ三つに絞ると気持ちを整えやすいとされています。決まりではないので、無理のない範囲で取り入れてください。
ペルセウス座流星群は2026年はいつが見頃ですか?
極大は8月13日午前11時ごろですが、昼のため、実際の見頃は12日夜から13日未明と、13日夜から14日未明の2晩です。13日が新月で月明かりがなく、条件は近年でも特に良好です。空の暗い場所ほど、多くの流星を見られます。
今月を、空のリズムに少しだけ合わせてみる
2026年8月は、13日の新月で一つ決めて、28日の満月で一つ手放し、そのあいだの流星群の夜に空を見上げる。それだけで、一か月に自然な区切りが生まれます。日食や月食は日本からは見えませんが、世界の空が動いている月であることは変わりません。天文の出来事は事実として、占い的な意味づけは「そういう考え方もある」ものとして、両方を軽やかに楽しむのがちょうどいい距離感です。
日々の運勢を細かく見たいときは、今日の運勢で今の自分の状態を確かめてみてください。新月と満月そのものの意味をもっと知りたい方は、新月・満月の過ごし方の記事もあわせてどうぞ。